2011年08月31日

太陽光発電のデメリット

太陽光発電を検討中の方は、デメリットもしっかりと確認しておきましょう。

太陽光発電のメリットに記載しましたように、太陽光発電には素晴らしいメリットがある反面、デメリットもあります。

これらのデメリットを予め確認しておくことにより、今後のトラブル回避となることでしょう。


[太陽光発電のデメリット]

1.初期投資が高い

 太陽光発電を導入するためには、太陽電池(ソーラーパネル)をはじめ、何百万円単位の投資が必要になります。ですから、業者選びはとても大事です。信頼できる業者(補助金情報もきちんと説明してくれるところ)で、かつ導入費用が安いところを選ぶことがポイントです。


2.昼間しか発電できない

 太陽光発電は、太陽の光を利用しているため、夜は発電できません。また、天気の悪い日は発電量が晴天時と比べると落ちます。発電量を見込む場合には、これらを考慮しましょう。


3.情報が少ない

 これは太陽光発電を導入するときのデメリットなのですが、
「太陽光発電という言葉は知っているけれど、実際にどんなものかは知らない」
ということが多いです。太陽光発電に関して、どこで情報収集すれば良いか分かりにくいし、安くて優良な業者を探すのも困難な状況です。


4.変換効率に依存する

 太陽電池で発電する電力はDC(直流)ですが、一般家庭で使用する電力はAC(交流)であるため、パワーコンディショナを使って、両者を変換する必要があります。ここでの変換効率によって、どれだけ節電・売電できるか決まってきますので、パワーコンディショナの開発にも力を入れてもらいたいものです。
また、将来的には直流のまま、家庭内で使用できるようになれば、変換ロスも減っていくことでしょう。


5.設置できる住宅が限られている

 すべての住宅に太陽光発電が設置できるわけではありません。住宅の種類や築年数など様々な要因を考慮する必要があります。また、マンションに住んでいる方が個々に太陽光発電を導入しようとしても、設置する屋根がありません。マンションやアパート一棟で太陽光発電を導入する場合には、住民の合意等が必要になるなどいくつかの壁を乗り越える必要があります。

太陽光発電に限ったことではないのですが、メリットがあれば、必ずデメリットがあります。これらのデメリットが許容できるかじっくりとシュミレーションした上で、太陽光発電を検討するのが良いでしょう。
その際、専門家のアドバイスも必要になりますので、信頼できる業者を見つけることがまずは必要になるでしょう。



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Posted by オール電化 at 10:12│Comments(0)太陽光発電について
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